Export・輸出

実店舗販売向けの卸販売と、オンライン店舗向けの卸販売に大きく分かれます。現地の小規模小売店様とは、ブランドのイメージ戦略やマーケティング用としてお取引し、大型のオンライン店舗様や大手チェーン店様等のお取引で、売り上げ規模拡大を図る戦略が必要になります。

海外オンライン小売業者への卸取引

現地で大量販売を行っているオンライン小売業者は、事業規模も大きく、安心して大きなお取引が出来る相手です。商品の選別には厳しい基準がありますが、ブランドネームよりは商品力が重視されますので、まだ知名度があまり高くないブランド様でも商品力で勝負することが出来ます。また、商品の売れ行き次第では、定期的な大量注文が見込めます。

オンライン小売業者をターゲットに売り込みを図るのが、海外進出の収益化のために推奨される戦略です。

ポップアップストア

有名店様を含め、現地の実店舗販売の場合は小規模小売店が多く、一件ごとの取引量が少ない為、お取引までに要する手間の割には売り上げが期待できません。取引先が広がれば、売上代金の回収にも手を取られます。海外進出の第一歩としては、小規模小売店への販売は適切ではありません。

現地実店舗様とのお取引に関しましては、日本国内でのブランド様のイメージアップ目的に、マーケティングの一部として有名小売店様で期間限定のポップアップストアを開くなど、採算よりは宣伝効果を期待したお取組に限定することをお勧めします。